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フレイルについて考えてみました。

みなさま、こんにちは。いつもありがとうございます。

名古屋市今池の心療内科ブログです。

 

先日、スタッフ間で健康管理の話題から、「フレイル」の話になりました。

まず、フレイルとは、

”健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態”

のことを指します。

高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があるようです。

 

フレイルの基準には、さまざまなものがあるようですが、代表的なものには5項目あり、

3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断されるようです。

以下がその5項目です。

①体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少

②疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3−4日以上感じる

③歩行速度の低下

④握力の低下

⑤身体活動量の低下

 

フレイルになってしまう、前の前のさらに前・・・から予防策が必須であると結論に至りました。

昔から『適度な運動、適度な食事、適度な睡眠』と言われたものです。

まずは、負担にならない程度の運動を続けることが大事なようです。

負担になってしまうと、行動に移すのがおっくうになり、三日坊主になりかねません。

 

個人的な目標ですが、

・週2回、5キロから8キロほどのジョギング

・週3回から5回で(ジョギングしない日)筋トレ

 筋トレは、You tubeの動画で、大腿筋、腹筋、腕、背筋など10分ほどの体幹強化中心のトレーニング動画を見つけました。

はじめて1週間。無理なく、ぼちぼち将来への健康貯金していきたいと思います。

 

 

2022年10月8日

花粉症などのアレルギー症状について。

みなさま、こんにちは。いつもありがとうございます。

名古屋市今池の心療内科ブログです。

 

以前、花粉症の症状についてご相談がございました。

『春先にかけて花粉症が酷く、一旦落ち着くも、夏の終わりには症状が出始めてしまうので、根本治療はできるのでしょうか・・・』と。

 

当院では、花粉症にひどく悩まされている方の中には、

インパクト療法(注射)を希望される方がいらっしゃいます。

 

インパクト療法とは、岩手の矢追博美(やおいひろよし)博士が1980年代後半に、

アレルギーの減感作療法をヒントに完成させた画期的な治療法です。

アレルギー症状への有効性が示されていますが、

根本治療となりますと、治療と並行して

 

食生活を変え、体質を変え、心を変える必要があります。

 

心を変えることは、一朝一夕にとはなかなか難しいですが

カウンセリングを通して、

日々の自身の思考の『癖』を意識化してみるのも

心を変える一つの手立てになるのではと思います。

 

詳細をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

2022年9月1日

ゲーム依存症について。

みなさま、こんにちは。いつもありがとうございます。

名古屋市今池の心療内科ブログです。

 

2019年、WHO(世界保健機関)は、

「ゲーム症/ゲーム障害」を病気として認定し、精神疾患として位置付けました。

正式に国内適用されるまでは、あともう少しのようです。

 

昨年発表された厚生労働省の調査によると、

10 代~20 代の約 12%が休日に6時間以上ゲームをしているとされています。

 

ゲーム障害はゲームに没頭しすぎたために、

日常生活、学校、仕事、人間関係、健康などに支障をきたすと言われています。

 

自宅に引きこもりがちになったり、食事や入浴、睡眠もおろそかになり、

そのうち、気持ちの落ち込み、イライラ、食欲低下、頭痛など心と体に様々な影響が現れます。

 

ゲーム障害の定義としては、( ICD-11:国際疾病分類第 11 版より )

①ゲームをする時間や頻度などのコントロールができない

②日常生活や他の関心事よりゲームを優先する

③ゲームによって人間関係や健康などに問題が起きていても ゲームを続ける

④学業や仕事、家事などの日常生活に著しい支障がある

上記の症状が 12 カ月以上続けばゲーム障害と診断される可能性があります。

(症状が重い場合は 12 カ月未満でも診断されることがあります。)

 

治療としては、継続的な通院が必要になると考えられます。

イライラや不眠症など、二次的障害の症状でお困りではないか、

まずは心と身体の状態をお聞かせください。

 

2022年7月25日

ちょっと気分がすぐれないな・・と感じたら

みなさま、こんにちは。いつもありがとうございます。

名古屋市今池の心療内科ブログです。

 

「ちょっと気分がすぐれないな・・・」

と一度は感じたことがあるかもしれません。

たとえば、

 

・なんだか気分が乗らない

・ぼーっとする

・やる気が起きない

・睡眠をきちんととっているのに日中眠たい

・就寝時、あれこれ考えすぎて眠れない

・食欲低下

・急に涙が出てくる

 

など。

 

まだ日常生活はなんとか送れているものの、

このまま、こんな感じが続いたら・・・と不安になるかもしれません。

 

少しでも、「いつもとちがうな・・」と感じたら

無理に我慢をなさらず、お話をお聞かせください。

2022年7月14日

【お知らせ】お盆休みについて

戻り梅雨も明けてしまったのでしょうか、また暑い日々が続いています。

先日の酷暑よりは少しは落ち着いた感じもいたしますが、

やっぱり暑いですね・・・

日中はできるだけ無理な外出を控えて、水分をこまめに摂ってお過ごしください。

 

お盆のお休みが ↓  となりました。

8/10(水)〜8/17(水)まで休診となります。

何卒、宜しくお願いいたします。

2022年7月8日