以前、大人の発達障害について
お伝えしたことがありました。
最近は発達障害の中でも
ADHD(注意欠陥多動性障害)について
メディアなどでも取り上げられることが多くなりました。
子どものころのADHDは
「ちょっと活発な子ね。」
と思われるくらいで、目立たないことが多いようですが
大人になり社会にでると
周りからの指摘を受けることが頻繁でてきたり
自分で不注意であることに気付いたりと
インターネットなどで調べてみて
“もしかしたら。。。”と
心療内科に相談される方もいらっしゃいます。
ADHDの特徴は大きく分けて3つあります。
多動性・・・じっとできない。落ち着きがない。せっかち。貧乏ゆすりなど。
衝動性・・・結果を考えず行動する。思いついたことをすぐ口にするなど。
不注意・・・忘れ物が多い。集中力がない。物をすぐなくすなど。
多動性は小学生の後半で落ち着くそうですが、
衝動性と不注意は大人になっても残るそうです。
社会にでて、困難に感じて行き詰まる前に、
まずは自分の状態を知り、
そして周りの人(まずは近くにいる人)に
理解をしてもらえるだけでも気持ちが楽になると思います。
また、心理検査でも発達障害かどうかの
傾向をとらえることはできます。
自分の弱みはどこか
自分の強みはどこか
を理解し、
自分の弱い面を強い面で、
どのようにフォローしていくか
明らかにされた原因に対して、
どのように工夫し、どのように乗り越えていくか
を検討していくことで、
今後の方向性も見えてくるかもしれません。
まずはできることを一歩ふみだしてみることも
ひとつの手段になるかもしれまんね。
2016年5月27日