近年、急増している大腸がんですが、
日頃より
便のチェックや定期的な検査により
早期発見・早期治療につながります。
特に、40歳以上で、
肉類・高脂肪の食事が多い方は
まずは便潜血反応検査を受けてみるのもいいかもしれません。
普段の生活では
白っぽい便や、黒っぽい便、赤い便が混ざるなど
便に変化があるか気を付けてみてください。
腸の環境を整えて免疫力を高めると
大腸がんの予防になります。
免疫細胞の7割は腸にあるそうです。
この腸に免疫細胞が集中しているので、
内臓器官の門番のようなものですね。
腸内に入ってきたものを免疫細胞が認識し
有害か無害かを判断。
無害は受け入れ、有害は排除します。
そして、腸は第二の脳といわれております。
有害な物をパターン化して記憶し
自分で判断できる唯一の臓器でもあります。
緊張した時に、お腹が痛くなるのも
パターン化して記憶しているということですね。
腸の環境が整うと
有害な物が腸に感染せず
免疫が活性化されます。
そして、ハッピーホルモンである「セロトニン」
ができあがります。
なんと、この「セロトニン」、
全体の95%が腸でできあがるそうです。
「セロトニン」がないと
睡眠ホルモンである「メラトニン」ができないそうです。
なので、腸内環境が良くない人は
不眠症の傾向もあるといわれております。
悪玉菌が増えると
体内に残っている便が腐りやすくなり
発がん物質となってしまいます。
悪玉菌の栄養素である動物性の食物を減らすことで、
悪玉菌の増殖を抑えることができます。
そして、
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やし
善玉菌の栄養素である食物繊維を
積極的に摂取することで腸内細菌を整え
水分もしっかりとれば
お通じが良くなり、
代謝がアップ→体温がアップ→免疫力がアップ
するということになります。
長々となってしまいましたが
日々の食生活を見直して
ハッピーホルモン「セロトニン」を増やし
腸内環境をハッピーにしていきましょう♪
2016年10月17日